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2025年 3月
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パソコンの共有フォルダに保存した就業規則の効力
東京地裁H31.3.25 派遣会社が、就業規則で退職後に自社の機密情報を利用することの禁止を定めた。これに退職者が違反したとして損害賠償請求→会社のパソコンの…
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労働者の適性を判断する試用目的での有期雇用契約
東京地裁R6.9.26広告代理店が人材紹介会社から紹介された労働者を雇用。契約期間を「入社日から1年間」と記載し、「契約を更新することがある(…
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管理監督者性が否定された場合は役職手当を固定残業代として扱う旨を定める規定の効力
静岡地裁沼津支部R5.3.27社会福祉法人が賃金規程で施設長には5万円、役職者には1万円から3万円の役職手当を支払うと定めた。そのうえで、賃金規程で、この役職…
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訴訟をすれば有給休暇の時効がとまる?
東京地裁R6.3.26シフト制で働く飲食店従業員が、訴訟の中で、未払賃金の請求とあわせて、令和元年9月に付与された12日分の有給休暇と令和2年9月に付与された…
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ジョブ型雇用の従業員について、担当業務が廃止された場合の解雇の有効性
東京地裁R6.9.20メガバンクが、職務内容をジャパンストラテジスト(東京の英文日本情報発信担当アナリスト)他として雇用され、年額3000万円超の支給を受けて…
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試し勤務の提示を拒否した従業員の復職可否判断
静岡地裁R6.10.31メンタルヘルス不調者の復職にあたり、産業医が「試し勤務を経て正式復職するのが望ましい」と意見。会社は試し勤務中の賃金を県の最低…
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住民票記載事項証明書の不提出を理由とする解雇の有効性
東京地裁R6.9.25会社が自社が雇用した清掃作業者に再三にわたり住民票記載事項証明書の提出を求めたが、提出しないため、入社から1年2か月後に解雇→会社が労働…
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独自の休職基準を定める規定の効力
東京地裁R6.9.25就業規則において、就労の可否は専ら使用者が指定した医療機関での受診結果をもとにして行う旨の規定を設けた→就業規則の内容にかかわらず、主治…
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半期ごとの業績評価により賃金を最大2割減額する規定の効力
東京地裁R6.8.8半期(4〜9月、10月〜3月)ごとに成績評価をする会社が給与規程で「会社は、半期ごとに前半期の会社業績及び社員の勤務成績に対する評…
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ハラスメント調査への不服を経営陣らに送り続ける社員の解雇
東京地裁R6.6.27 従業員が人事部に対してハラスメントの被害を申告し、調査を求めた。 そこで、会社は、調査が行われていることや調査の過程で聞かれた人物の名…