判例・裁判例コラム

スマホの位置情報を示すGooglemapのタイムライン記録を証拠に残業代を請求された事例

東京地裁R1.10.23
飲食店の従業員がスマホの位置情報を示すGooglemapのタイムライン記録を証拠に残業代請求。
→記録は編集可能であり完全に客観的証拠とはいえないが、取締役の証言や店の営業時間等とおおむね整合している。労働時間を適切に把握すべき会社が、客観的証拠を提出してこれに反論していないこと等も踏まえ、タイムライン記録が示す店舗滞在時間を休憩時間を除き労働時間と認めると判断。

パソコンの共有フォルダに保存した就業規則の効力前のページ

退職後6か月間、半径2キロ以内での独立開業を禁止する競業避止規定の効力次のページ

ピックアップ記事

  1. 【フリーランス保護法対応セミナー】契約書ひな形や支払サイトの見直し、相談窓口の整…
  2. 就業規則に降給の規定を置けば給与の減額は可能?(東京地裁R5.12.14)
  3. 業務命令に応じない従業員への対応事例(東京地裁R5.11.15)
  4. クレーム発生や不規則勤務・時間外労働がある場合の突然死は過労死?(宮崎地裁R6.…
  5. 232名が一斉に退職前の有給消化を申請した場合に時季変更権行使が認められる?(大…

関連記事

  1. 判例・裁判例コラム

    復職審査における産業医と主治医の役割

    東京地裁R6.5.28「主治医は患者の治療を任務としており、患者の職…

  2. 判例・裁判例コラム

    人事考課に基づく降格・賃金減額の有効性

    東京地裁R4.1.31地道なテレアポ営業に熱心に取り組まず、…

  3. 判例・裁判例コラム

    マクドナルドの店長の管理監督者性

    東京地裁H20.1.28店長は、アルバイト従業員を採用する権限はある…

  4. 判例・裁判例コラム

    東京地裁R3.2.15

    不動産会社の部長が営業担当の従業員に、売上が上がらなければ退職しても…

アーカイブ

  1. 判例・裁判例コラム

    教頭を侮辱的な言葉で非難する教員に対する懲戒処分
  2. 判例・裁判例コラム

    役付手当を固定残業代と位置付ける賃金規程の効力について判示した事例
  3. 判例・裁判例コラム

    無断で“自分の給料を1億円増額”――事務局長の不正はどこでバレた?東京地裁が懲戒…
  4. 判例・裁判例コラム

    退職代行サービスを利用して突如退職を申し出ることは引継ぎ義務違反?
  5. 判例・裁判例コラム

    変形労働時間制採用のために就業規則に260ページにわたる別表を設けてシフトパター…
PAGE TOP